使い方
「画面で解く」では、問題が1問ずつ表示されます。答えの式は、画面のキー(文字・数字・+・−・²・かっこ・「分数」)で組み立てて入力します。使う文字のキーは問題ごとに変わります。入れた式は、教科書と同じ書き方(縦の分数・上付きの2)でそのまま表示されるので、どう読み取られたかを見ながら直せます。パソコンでは、「x^2」「2(x+3)」「(x−5y)/6」のようにキーボードから入れることもできます(全角でも読み取ります)。
「答える」を押すと、まず式として値が合っているかを調べ、そのあと文字式の表し方に合っているかを見ます。たとえば 3ab の答えに a×3×b と入れると、「式は合っていますが、形が違います」と表示され、「×を省いて書きましょう」のように理由が出ます。形は問わず式が同じなら○にしたいときは、設定の「形は問わず、式が同じなら正解にする」にチェックを入れます。
文字式の表し方と例題
文字式には、書き方の約束があります。①かけ算の記号×は省く。②数は文字の前に書く(a×3 は 3a)。③文字はふつうアルファベット順に書く。④1や−1は省く(1×a は a、(−1)×a は −a)。⑤同じ文字のかけ算は累乗で書く(a×a×b は a²b)。⑥わり算は分数の形で書く(x÷4 は x/4)。
例題1 x×y×(−4) は −4xy。例題2 3×a÷5 は 3a/5。例題3 (a+b)÷2 は、分子の和にかっこをつけず (a+b)/2 の形にします。
式の値と1次式の計算
文字に負の数を代入するときは、かっこをつけて代入します。x=−3 のとき 2x²−5 は、2×(−3)²−5=2×9−5=13 です。−x² と (−x)² は別の式で、x=−3 なら −x²=−9、(−x)²=9 になります。
例題4 (3x−2)−(x+5)。ひくほうのかっこをはずすと符号が変わり、3x−2−x−5。同類項をまとめて 2x−7 です。例題5 −2(3x−1)=−6x+2、(6x−9)÷3=2x−3。かっこの外の数を、中のすべての項にかけたり、わったりします。
つまずきやすい点
よくあるのは、1a や −1x のように「1」を書いてしまう間違い、a3b のように数を文字のうしろに書く間違い、×や÷の記号を残したままにする間違いです。式の値では、負の数を代入するときのかっこ忘れ(2×−3² と書いてしまうなど)と、−x² と (−x)² の取り違えが目立ちます。1次式の計算では、かっこの前が「−」のとき中の符号を変え忘れる間違いと、2x+3 を 5x としてしまう(文字の項と数の項を足す)間違いに注意しましょう。
問題の種類
- 文字式の表し方:×を省く、数を前に、累乗、÷を分数にする、かっこを使う、約分する。
- 式の値:負の数を代入します。「分数を含む」にすると、分数の値も出ます。
- 1次式の加法・減法と1次式と数の乗法・除法:かっこをはずして、同類項をまとめます。
- 数量を文字式で表す:代金とおつり、速さと時間、割引きと割合、周の長さと面積、平均、年齢など17通りの場面です。単位は答えの横に出るので、式だけを入れます。
「式の値・1次式に使う文字」で、1種類(x など)か2種類までかを、「係数・代入する値」で整数だけか分数を含むかを選べます。
練習の進め方
まず「基本」の、文字式の表し方と式の値で、約束と代入のしかたに慣れます。次に「標準」で1次式の計算と文章題へ進み、「発展」で2種類の文字や分数の係数に挑戦すると、無理なく段階をふめます。間違えた問題は、解き方に出る「かっこをはずす」「同類項をまとめる」といった手順を自分の途中式と見くらべてやり直すと、どこでつまずいたかがわかります。数量を文字で表す問題は、答えの式に数を入れて、場面に合うか確かめる使い方もできます。
よくある質問
分数や2乗はどう入力しますか?
分数は、分子を入れて「分数」キーを押し、分母を入れます。かっこでくくった式も分子にできます。2乗は、文字のあとに「²」キーを押します。
項や文字の順番が違っても○ですか?
○です。2x−7 と −7+2x、3ab と 3ba は同じ式として扱います。ただし、×を残す・数を文字のうしろに書く・1を書く・÷のまま、といった書き方は、理由つきで×になります。
0.5x と x/2 は、どちらも正解ですか?
値が同じなので、どちらも○です。答えの例には分数の形が表示されます。
答えに「円」や「cm」は入れますか?
入れません。単位は入力欄の横に表示されます。
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