使い方
「画面で解く」では、データや度数分布表、ヒストグラム、箱ひげ図を見て答える問題が1問ずつ出ます。答えは数字だけを入れ、小数のときは「.」キーを使います。小数になる答えは、問題文に「四捨五入して小数第1位まで」「小数第2位まで」のように、求める位を書いています。位を多く入れたときは、そのことが表示されます。箱ひげ図をくらべる問題は、ア〜エのボタンから選びます。
「プリントを作る」では、1ページに4問または6問を印刷できます。データから箱ひげ図をかく問題は印刷用で、問題のページに数直線、答えのページに箱ひげ図が入ります。
データの活用の要点と例題
代表値:平均値=合計÷個数、中央値=小さい順に並べた真ん中の値(個数が偶数なら真ん中の2つの平均)、最頻値=いちばん多く出てくる値。範囲=最大値−最小値です。度数分布表では、階級の真ん中の値を階級値、その階級の度数÷度数の合計を相対度数といいます。
例題1 8, 12, 5, 9, 15, 10 の中央値は、並べると 5, 8, 9, 10, 12, 15 で、真ん中の 9 と 10 の平均の 9.5 です。例題2(四分位数) 3, 5, 6, 8, 9, 11, 14 の7個では、中央値は 8。8 を除いた前半 3, 5, 6 の中央値 5 が第1四分位数、後半 9, 11, 14 の中央値 11 が第3四分位数で、四分位範囲は 11−5=6 です。
このツールの四分位数は、データの個数が奇数のとき中央値を除いて前半・後半に分ける、教科書で一般的な方法で求めています。四分位数の求め方は資料によって違うことがあり、表計算ソフトの関数などでは、別の値になる場合があります。
つまずきやすい点
中央値を、データを並べかえずに真ん中の値で答えてしまうまちがいがよくあります。必ず小さい順に並べてから数えます。度数分布表の最頻値は、度数がいちばん多い階級の「階級値」で答えます。累積相対度数は、相対度数を順に足すと四捨五入の誤差で最後が 1.00 にならないことがあるので、累積度数を度数の合計でわって求めると確実です。
問題の種類
- データの整理(中1):平均値・中央値・最頻値・範囲、度数分布表の空欄(度数・階級値・相対度数・累積度数・累積相対度数)と平均値・最頻値、ヒストグラムの読み取り(度数・◯以上の人数・割合・中央値がふくまれる階級)。
- 四分位数と箱ひげ図(中2):四分位数と四分位範囲、箱ひげ図を読む、2〜3個の箱ひげ図をくらべて正しい文を選ぶ、データから箱ひげ図をかく(印刷用)。
- 発展:ヒストグラムに対応する箱ひげ図を選ぶ。
データは、通学時間・ハンドボール投げ・読書の冊数など、このツール用に作った数値です。
図の見方と練習の進め方
ヒストグラムの柱の高さは、縦の目盛りの線にぴったり合うように描いています。箱ひげ図は、箱の左はしが第1四分位数、箱の中の線が中央値、右はしが第3四分位数、ひげの両はしが最小値と最大値です。箱の長さが四分位範囲で、真ん中に並ぶ約半分のデータがこの箱にふくまれます。
「基本」で代表値と度数分布表に慣れてから、「標準」で四分位数と箱ひげ図に進むのがおすすめです。箱ひげ図をくらべる問題では、選択肢の文を1つずつ、どの値を見ればわかるかを考えて確かめます。
よくある質問
答えが整数になるときも小数で入れますか?
整数のときは、整数のまま入れてください。14.0 と入れても正解になります。
相対度数は分数で入れてもよいですか?
相対度数は小数で答える問題にしています。問題文の位まで、小数で入れてください。
四分位数の値が、ほかの本と違うのはなぜですか?
四分位数の求め方は、資料によっていくつかの方法があります。このツールは、中学校の教科書で一般的な方法にそろえています。
中学数学プリントのほかの単元
単元ごとに、問題の種類や細かい条件を選べます。中学数学プリントの一覧から、ほかの単元にも進めます。